目元のシワを目立たなくさせるボトックス注射について。
目元のシワは、一気に老けた印象を与えてしまうため、何とか改善したいと考えている方も多い肌トラブルです。
ボトックス注射というのは、弱毒性の成分をまぶたに注入することで、筋肉の動きを抑制し、表情筋の動きによって生まれるシワを抑える働きが期待できるんですね。
シワ以外にも、下まぶた辺りに注入することで、垂れ目を演出することも可能なんです。
ボトックス注射の際には、はじめに麻酔クリームを目元に塗り、細針の注射器を使ってボトックスを注入します。注射後の冷却と麻酔の切れを含めても、施術完了まで30分程度で済み、手軽に受けられることも人気の理由のひとつになっています。
しかしながら、施術当日は、激しい運動や長時間の入浴などによって体温が上がってしまうと、血圧が上がって注入部が腫れてしまうこともあるので、当日は安静にするようにします。
ボトックス注入後、2日後くらいに目に見える効果が出始め、10日ほどで大きな変化を感じられる方が多いようですね。この効果の持続は長くても5ヶ月程度で、継続的な効果を求めるのであれば改めて注入する必要があります。
このようにボトックス注射は、非常に手軽に行えるシワ改善の施術方法で、アレルギー反応等も少ないのが特徴です。
まれに、注入部に内出血が起こったり、目元に違和感を感じることがあるかもしれません。また、顔の非対称性から注入後、左右で効果に差が出ることもあるようです。
そうした点も考慮して、初めて施術を受ける際には、まずは弱めなものを注入し、より大きな効果を期待するのではあれば、少しずつ強くしていくような施術がお勧めですね。
クリニックの先生と、施術前にしっかりと話し合って納得の上で注入するようにしてください。