さくらのキレイになりたい独り言

もっとキレイになりたいアラサー独身女性の独り言です。美容や健康について、コツコツと更新できればと思います!

化粧品に表記されている無添加の意味について。

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近年は、化粧品にも無添加と表記されたものが多くなってきました。無添加という響きは良く聞こえますが、本当のところは何が配合されていない化粧品を指すのでしょうか。


2001年に薬事法が改定されてから、化粧品にも配合されている全ての成分を表記することが義務となりました。それ以前は、アレルギー反応の出る可能性のある化粧品表示指定成分だけが、その義務の対象だったんですね。

その指定成分のほとんどが合成成分で、防腐剤や香料などが含まれ、現在は旧表示指定成分と呼ばれています。


無添加化粧品というのは、この化粧品表示指定成分を含んでいない化粧品を指すんですね。


しかしながら、この指定成分が制定されたのは1980年代で、かなり以前のことです。それまでの数十年の間に、安全性が確認されたものもあったり、新しく使われるようになった成分の中でも未だに安全性の確認がしっかりされていないものも多いんです。

したがって、無添加化粧品といっても、必ずしも安全な成分だけで構成されているとは限らず、響きは良くても敏感肌やアレルギー体質の方は注意して使用することが大切です。



化粧品でよく使われる防腐剤などは、名前の響きからあまり良いイメージが持たれていません。しかしながら、防腐剤には細菌やカビの繁殖を抑える作用があり、細菌の増えた化粧品を使用してしまうことでトラブルが引き起こされることもあります。

防腐剤不使用などの表記もよく見られるようになりましたが、化粧品を長く保存するために他の化学的な処理がなされていることも多いんですね。



言葉の響きだけで無添加を捉えるのではなく、その意味をしっかり理解して化粧品を選ぶようにしたいですね。