艶のある健康的な髪を育てるアルガンオイルについて。
髪に艶と潤いを与えてくれるオイルとして、美容界でも注目されているアルガンオイル。別名モロッコの宝石とも呼ばれていて、古来から女性に親しまれてきたものなんですね。
このオイルは、主にモロッコに生息するアルガンツリーの種を搾ることで抽出される油なんですが、希少性が高くそれほど大量に生成できないんですね。
モロッコでは、薬剤として使用されることもあり、非常に貴重なオイルとして重宝されているものなんです。
アルガンオイルには様々な成分が含まれていますが、その代表的なものがビタミンE。ビタミンEには、髪の潤いを保つ作用があり、同時に高い浸透性で傷んだ髪をサラサラに整える効果も期待できるんです。
他にも、血流を促進される成分であるサポニンも豊富です。髪のダメージ補修にはもちろん、頭皮に直に浸透させることで発毛にも有効に作用するとされているんですね。
このように、美髪を育てるのに有効な成分が豊富であるために、最近では様々なヘアケア商品に配合されるようになりました。ただ、シャンプーやトリートメントに配合されているといっても、その割合が明確ではないこともあり、実際に大きな効果を期待するのであればオイルそのものを髪に浸透させるのが有効ですね。
アルガンオイルの使い方としては、洗髪後の乾いた後の髪に数滴を馴染ませる方法ですね。オイルなのでベタつきが気になるんですが、実際にはサラッとしたテクスチャで、髪1本1本をサラサラに整えてくれるんです。
またシャンプー後に、洗面器等に数滴お湯に溶かしたオイルに、髪を数分浸けて馴染ませているという方もいるようです。そのあとは洗い流す必要もなく、軽く拭き取ってドライヤーで乾かせば良いんですね。
頭皮の保湿ケアにもよくて、乾かした後に地肌のマッサージと一緒に馴染ませるのも良いですね。痒みやフケに悩まれている方には、特にお勧めしたいのがこの地肌に直接塗り込む使い方です。
また、アルガンオイルを購入する際は、食用とヘアケア用とがあるので注意してくださいね。食用のオイルは、味付けや保存を良くするために添加物等を混入している場合が多いので、髪や地肌にとっては逆効果になることがあります。
オイルを髪や頭皮に直に使うというのは、初めは少し抵抗があるかもしれませんが、一度髪の艶感やサラサラ感を実感すると手放せなくなると思いますね。
